2018年01月07日

DNAの良いところ

DNAを調べることの最大の利点の一つと考えているのは、自分の標本と同種と思われる菌の分布がある程度わかるということです。どういうことなのかというと、私が「アメリカウラベニイロガワリ東日本型」としている種は西日本(山口)にも分布し、さらには南国のタイにも分布しているということがわかる、といった例があります。

CIqbQAHUkAAypEi.jpg
上:「アメリカウラベニイロガワリ東日本型」

他にはこんな例があります。

昨年、中国から報告された新種に Caloboletus xiangtoushanensis (Zhang et al. 2017) というのがありますが、これは実は日本から報告された種と同一のものでいずれシノニム行きとなってしまうことがわかる、なんていうのがあります。「Caloboletus xiangtoushanensisは〇〇のシノニム」とするにはしかるべき報告を書かなくてはならないのですが、私にとっての優先順位からすると手をつけるとしても当分先というのが現状です。


引用文献
ZHANG M, LI TH, GELARDI M, SONG B, ZHONG XJ (2017) A new species and a new combination of Caloboletus from China. Phytotaxa 309 (2), 118-126. DOI: http://dx.doi.org/10.11646/phytotaxa.309.2.2
【日記の最新記事】
posted by gyuken at 20:42| Comment(0) | 日記

2018年01月04日

2018年

2018年賀.jpg

相変わらず新年とか関係なしに過ごしています。

当サイトの更新が9月9日からストップしていましたが、その理由には、PCの環境更新などに伴いこれまでに使っていたサイト作成ツールが非常に具合が悪くなったことと、ある事情のためきのこ研究に費やす時間が大幅に減少したことなどが挙げられます。

Blog形式にしたことにより、気軽に日々のネタをアップすることができるかもしれません。Twitterでは菌類関係のことやそれ以外のくだらないことをアップしていますが、こちらではまじめなネタをとりあげていく予定です。
posted by gyuken at 20:07| Comment(0) | 日記